おじさんハック

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「憧憬の地、ブルターニ」を観た

ゴーガンとモネが秀逸で、心を奪われた。

 

★ゴーガン

総合主義を確立した、ホヤホヤの作品。

ケルト文化とタヒチが混ざった、

人間の原風景を切り取った名画。

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★モネ

現実より現実的な風景。

脳に直接訴えかける、空気、海、岸壁。

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ブルターニュの風を感じた展覧会

ブルターニュ地方の素晴らしさは、その独特の風景と海辺の風光明媚さにある。

 

モネの作品は、ブルターニュ地方の自然の風景を繊細に描き出し、水面や空の光の変化、風景が持つ色と光の無限の可能性に対する深遠な理解と愛情が伝わってくる。

 

一方、ゴーガンはブルターニュ地方の原始的な生活と文化に引きつけられた。色彩豊かで強烈なスタイルで描いた。

 

ブルターニュ地方の美しい風景と独特の文化は、モネやゴーガンだけでなく、数多くの画家たちに影響を与えたことが分かる展覧会だった。彼らの作品を通じて、ブルターニュ地方の魅力を堪能できた。ブルターニュの潮風を感じた。

 

★リュシアン・シモン

鮮やかに人々の生活を描く。綺麗、好き。

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この展示会では、ブルターニュ在住者、リュシアン・シモンの作品も展示されていた。全然知らなかった画家だが、ブルターニュ地方の人々の生活を描いたシモンの作品は、モネやゴーガンの風景画とは対照的で、日常生活に焦点を当てていた。これが、なんとも美しい。

 

★まとめ

それぞれの絵画の前で立つとき、ただ観察者ではなく、芸術家の視界に一部となり、ブルターニュ地方のその時その場の空気を呼吸し、光を感じ、生活の鼓動を聴くことができた。

 

美術館へ行くことは、日常から一歩離れ、芸術の力を通じて自分自身と世界を見つめ直す価値ある旅だと思う。それは時間とエネルギーを投資する価値のある経験で、深い満足感を与えてくれた。