おじさんハック

ざっくりと、おじさん視点のライフハック

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ざっくり経済

金利の上昇と

金利が上昇すると株価は下落する可能性があります。これは金融の基本原理です。 銀行に預けられたお金はリスクフリーですが、株式投資にはリスクがあります。そのため、金利が高い状況では資金が株から銀行預金に移動する傾向があります。 マイナス金利政策…

植田和夫著、「ゼロ金利との闘い 日銀の政策を総括する」を読んで

植田和夫総裁の昔の著書です。 注目部分について、下記は抜粋、要約してみました。————————ゼロ金利政策では、日本銀行(日銀)が将来の金融政策についての予想をコントロールするために、低金利の約束をしました。これにより、将来の短期金利の予想値が通常…

低金利環境が円安を促進する理由とは?

今回は、なぜ低金利環境が円安を促進するのかについて考察してみたいと思います。 最近、日本では低金利政策が続いており、この状況が円相場にどのような影響を与えるのか、纏めてみました。 1. 金利差と為替の関係低金利環境が続くと、他国の金利との差が広…

日本の財政再建への道: 長期金利上昇の影響と財政政策の展望、そして財務省の緊縮へ

今日の日経新聞の記事で、日本の財政に関する最新の動向が報じられました。財務省が、2033年度の国債の利払い費が、長期金利がこれまでの想定より1%上昇した場合、さらに87兆円増えるとの試算をまとめたことが明らかになったと報じられました。 日本の財政…

日銀の金融政策

最近の日銀の住宅ローン金利に関する言及について、 少し変だと感じたのでまとめてみました。先日、植田総裁は住宅ローンの変動金利が急激に上がることはないと述べました。おそらく、メディアが住宅ローンに関する質問を多くするため、 市場の不安を払拭す…

金融政策決定会合(速報

果たして、情報漏洩の通り、金融緩和解除が決定された。情報漏洩については、驚くべきことだが、脇に置いて、 おじハック的には、給与上昇からの金利上昇は、 以前から考えていたシナリオで、 あまり違和感がなく、むしろ遅いくらいだったと思う。これから日…

金融政策決定会合

今回の会合は、開始前から非常に面白い展開になっている。会合前に、金融緩和の変更決定がメディアに流れているのだ。通常、金融政策の決定事項は、マル秘である。当たり前であるが、事前に知ることで金儲けができる人がいるからだ。会社で言えば、職権で知…

マイナス金利解除が決定

[東京 14日 ロイター] - 時事通信は14日、日銀が18─19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する方向で調整に入ったと報じた。 とのこと。 本当なのかな?

金融政策決定会合

★金融政策決定会合日銀は金融政策決定会合で、 大規模な金融緩和策を続けることを決定した。物価見通しでは上振れリスクが大きいとしたものの、 現時点で、金融緩和政策は修正の余地がなく、 物価目標の達成が見通せるまで継続するとのこと。物価は2%目標を…

マイナス金利政策解除

今日は、日銀の植田和男総裁の、 マイナス金利政策解除の"可能性"の言及 について書いてみたい。 ★経済と物理法則経済を観測し続けることにより、 特定の局面では物理法則のように、 経済状態が動く場合がある。もちろん、いつもという訳ではない。例えば為…

財務省の為替介入は続く

日銀が多少、長期金利+0.5~1%程度を調整しても、変わらず円安で、財務省の為替介入は続く 連日、Youtubeで為替介入を扱う動画がupされているが、個人的に一番カッコ良いと思う動画はコチラ日銀【為替介入】覆面介入の手順【ドル円】相場の忍者 - YouTube 植…

フィリップス曲線が見せる、インフレ率の急上昇

今日のザックリ経済は、「フィリップス曲線」この理論を額面通りに理解すると、 これからインフレ率が急上昇するかもしれない ということを纏めてみたいと思う。★「フィリップス曲線」「フィリップス曲線」は、 失業率とインフレーション率との間に 逆比例的…

個人向け国債 変動10年

銀行金利が地を這う昨今 斬新な、あおぞら銀行などは普通金利で 0.2パーセント うちは坊やがチビちゃんで これから天文学的な学費がかかる 投資なんてできないが 貯蓄はリスクフリーで置いておきたい それでもさー、ちょっとでも 何か無いかなー で、今回の…

MMTの誤解:完全雇用とインフレのジレンマ

ジェラルド・A・エプシュタイン氏の著書「MMTは何が間違いなのか」を読んだ。 この本で、MMT(Modern Monetary Theory)における完全雇用政策の実現には、重大な課題が存在するという知見を得た。 完全雇用が達成される状況では、需要は完全に満たされるため…

住宅ローン変動金利と住宅FP関根さん

私が定点観測している住宅金利の予想屋さんは、youtuberの住宅FP関根さんである。変動金利は上がらないと言い続けているyoutuberさんで チャンネル登録数が多く、継続期間が長い。下記の言説にブレがなく、非常に信頼をしている。> ざっくり「ハイパーインフ…

日経の経済部長の高橋哲史氏

本日、日経新聞記事 ドイツの悲劇から100年 ハイパーインフレの教訓(Angle) について、なんだろなと思う 日本が日銀の金融緩和で昔のドイツのような ハイパーインフレになるという言説を展開。 当時のドイツと、どのような関連があるか 提示せずに…

日銀が金利を上げた理由を考える

★日銀が金利を上げた意味は、なんだろう およそ普通の経済学者なら スタグフレーションに誘導する政策転換 なので、意味が分からないだろう。 確かに、マクロの視点では疑問符だが、 ミクロの一般市民を想定した結果だと思う。 目下、物価高が止まらない。 …

マネーストック

色々、勉強してみると マネーストックが経済復活のKeyらしい 成田さんが金を刷りさえすれば良い と考える奴はバカだと言っていた これは、量的緩和で マネタリーベースを増やしても 意味がないことを言いたいわけだ マネーストックを増やすためには 財政政策…

何故、金利を上げると不景気になるのか?

何故、金利を上げると不景気になるのか?経済学者が説明する理論は、 明快に下記のyoutubeで説明されているスタグフレーション〜コーヒーブレイクしながらわかる - YouTube1:53 今の日本は、スタグフレーション(コスト・プッシュ・インフレ)へ進んでいる3:…

現代経済学の直観的方法④

「現代経済学の直観的方法」 長沼伸一郎著 を読んでいる。 数学、物理、生物、歴史など、 他の学問理論とのアナロジーで解説するので、 珍しい知見を得ることができる。 何回かに分けて抜粋してみよう!の四回目。 ★ケインズ経済学 古典派経済学では、 神の…

人は見たい未来を予想しがち

競馬、パチンコ、麻雀、ゴルフ 人は見たい未来を予想しがち 確率•統計、 過去から未来を予想する 何故、人は間違い続けるのか 皆知ってる このまま行ったらダメなんだって 辛いでしょうね 自分に嘘ついて、小学生でも分かる 間違ってることやるなんて あと数…

本、現代経済学の直観的方法③

「現代経済学の直観的方法」 長沼伸一郎著 を読んでいる。 数学、物理、生物、歴史など、 他の学問理論とのアナロジーで解説するので、 珍しい知見を得ることができる。 何回かに分けて抜粋してみよう!の三回目。 ★インフレ発生のメカニズム 3つの理由があ…

本「現代経済学の直観的方法」②

「現代経済学の直観的方法」長沼伸一郎著を読んでいる。 数学、物理、生物、歴史など、他の学問理論とのアナロジーで解説するので、珍しい知見を得ることができる。 何回かに分けて抜粋してみよう! の二回目。 ★金利資本主義では、成長し続けなければ シス…

本「現代経済学の直観的方法」①

「現代経済学の直観的方法」 長沼伸一郎著 を読んでいる 数学、物理、生物、歴史などの視点を入れ 経済を説明する珍しい本 極力、経済データや需要供給曲線など 経済学の手法が省かれ、他の学問との アナロジーで解説するので、 珍しい知見を得ることができ…

経済の話は不思議

政治、環境や紛争問題、 科学技術の話など、 大体の学者の説は一致している しかし、こと経済政策だけは 日本において学者の言っていることが 真逆である 緩和か緊縮か 不思議なことに、各説を唱える学者の 知名度や人数において拮抗している印象 これでは舵…

竹中平蔵の平ちゃんねる雑感

こちらのYouTubeを見た https://youtu.be/1GWxO6UqbRw 財務省の是非に見えて、実は 増税の是非についての解説となっている。 摩訶不思議にも、財務省の言う増税は、 やむ無しといった結論に導かれた。 「そもそも増税は適正なのか」 他国より税負担が低い割…

信用乗数について

マネタリーベースは、 「銀行に対する資金供給量、つまり刷ったお金の量、または金融緩和の量」 マネーストックは、 「銀行から企業等への融資の量、つまり世の中に渡ったお金の量」 二つの関係を示したのが、信用乗数で 「マネーストック=信用乗数×マネタリ…

総裁定例会見(9月22日)について雑感

総裁定例会見(9月22日)要旨が発表された 金融政策決定会合の運営 : 日本銀行 Bank of Japan 私なりの注目ポイント > 前回との違い、 概ねなしで緩和継続> 緩和はいつまで続くのか?来年度以降、物価上昇率が今年度よりも下がって 2%を割るということはほ…

財務省の為替介入

日銀の政策発表直後の、 財務省の為替介入 鮮やかと言われるが、どうだろう? 果たして継続的な効果があるだろうか? かなりの外貨準備高があるらしいので 145円を目処に何度でも介入するだろう しかし、金利格差という出血点を塞がずに 場当たり的な対応に…

中央銀行のバランス感覚

★日銀政策決定は、変更なし。 2%超と言っても、まだまだ 安定的な物価上昇ではなく、一時的。 そのうち、世界的物価高も落ち着いてくる。 そういった判断だ。 ★約一年前のアメリ金融緩和の縮小決定 その時も物価2%超から約半年位は 一時的と放置された(下…